駅チカで通うのに便利な鍼灸院として足立区近隣にお住まいの方に親しまれています

年に1回恒例のようにぎっくり腰になられる慢性腰痛症の男性。

いつも腰は痛いけど、朝靴下をはこうとした時に腰に「ぴきっ」とした痛みが走り夕方来院。前かがみが一番しんどいという事で立ったまま軽く触診。太ももの後ろの筋肉がパンパンで話を聞くと座り仕事が最近続いていたとのこと。立ったまま前屈をしてもらうことができなかったので一端座ってもらって前屈動作が出来るかの確認。とりあえず痛みの度合いを確認するために（現在、痛みを出している筋肉の炎症状態の確認）痛い部分を指してもらって触診にて確認。まだ強い炎症反応は出ていないが、動くときに不安な様子だったので、少しでも痛めている筋肉への負担軽減を目的の施術を行うことを話し3，4回の通院は最低必要である旨を伝えてから施術をはじめました。少し動ける状態になったら今度は徒手検査で「神経痛」や「骨の疾患」はないかの確認をしました。（最初の確認時に骨折などの重篤な症状を疑う場合は施術は一切せずに病院での受診をお願いします）

今回はヘルニアや椎間性の疾患の疑いは低い筋肉由来の腰痛と判断し、3，4日後に再度ご来院頂くようにご予約を入れて頂きました。その後3回でほぼ今回の痛みは完治しましたが、結局インナーマッスルの弱さから何回も引き起こす症状なので、簡単なインナーマッスルの筋トレをお伝えしました。現在はインナーマッスル強化のために週1回のJOYトレを実施。

 

 

 

半年くらい前から腕に違和感があり、急に痛くなりはじめたので慌てて整形外科を受診。痛み止めと湿布薬を処方されたが腕を上げるのがつらくなり来院。まずは、動きの確認を細かくします。・腕を横から上に挙げられるか？上がるが痛みが出る場合、どの角度で痛みが出るか？・腕を前に出して耳の横まで挙げられるか？・腕を頭の後ろに持っていけるか？・腕を後ろに回すことができるか？…どの動きで制限がかかるのか。それによって痛めている筋肉の特定をしていきます。今回は一番つらいのは腕を後ろに回す動作。他の動作も動くが痛みを伴うという事で50肩ではないかと診断。痛みが出て半年経過していることから筋肉の拘縮が起きているので肩周囲の深層筋にアプローチをして可動域の改善を図る治療を行っていくこと、ご自身で普段やって頂きたい運動指導などの説明をし治療期間はやってみないと分からないが、少しかかることを説明し治療開始。もともとデスクワークで肩こりもあるので、姿勢改善も今後の課題としてあげさせてもらいました。3回目で腕を横から挙げる、前から挙げる動作は改善。ただ、腕を後ろに回す動作の可動域や痛みの改善は2週間に1度の施術を4か月ほど続け少しづつ改善しました。50肩は一般的に1年から1年半でいきなり痛みが改善することがあると言われていますが、その間何もせず放置して動かさない期間が続くと痛まなくても肩の動きが悪くなったり、上がらなくなってしまったりすることがあるので、すぐの完治は難しくてもケアはされておいた方が良いです。現在は50肩は改善。慢性的な肩こり、頭痛の治療中。

 

 

 

 

とある大雪の日、帰宅途中で電車が止まってしまいバスなどの交通機関も大混雑で仕方なく歩いて帰宅を試みたところ、初めて胸が苦しくなり呼吸がうまく出来なくなるといったことを体験。それ以降、寒い日やちょっと何かあると胸がドキドキして気分が悪くなるようになった。心療内科に通院し「不安神経症」と診断され服薬中。しかし、睡眠も薬で寝れるが3，4時間で起きてしまい寝れなくなるとどうしようもない不安があるという事で鍼灸治療希望で来院。

まずは脈を確認し、腹部の硬さの確認、ストレス度合いを確認のために長めの問診時間をとり原因を探りながら本人にどうなりたいかの確認をした上でまずは自律神経の乱れを改善する治療を実施。元々、真面目な方で少々ご自分の状況が受け入れられない傾向があるようでしたので、そういったところも施術をしながら一つ一つ説明し、本人に特別なことではないことを話ながら少しづつ体の緊張を取りやすくしていきました。1回目の施術で背中の筋肉の強い緊張は改善し息が吸いやすくなったことを確認してもらいました。週1回の通院で半年経過したころには、強い不安発作はほとんどなくなりました。現在は有酸素運動をメインに運動習慣をつけてもらい時々メンテナンスに来院されています。